SDカードメーカーによって内部コントローラとNANDフラッシュメモリの種類が異なり、それに応じて当社ドライブレコーダーと他社製品SDカードと互換性がない場合があります。

また、SDカードの使用用途に応じて使い分けますが、SDカードに表記された読み取り・書き込み速度が同じでも、実際その速度を維持できるかどうかの違いがあり、それぞれのSDカードに実際のパフォーマンスがまちまちです。

通常ドライブレコーダーに使用されるSDカードには映像をリアルタイムで保存させるため、データの読み取り・書き込み速度も重要ですが、それとともにその速度をどのように一定に保つことが可能かどうかが一番重要です。

データの読み取り・書き込み速度が安定して一定に維持されなければ、映像データの欠落、損失などの現象が起きるからです。

SDカードはドライブレコーダーの映像を保存する重要な記憶媒体であり、劣悪な環境でも数秒ごとに遅滞せずデータを読み書きすることを繰り返すストレスに耐える耐久性が確保しなくてはならないです。

ジーネットシステム正品SDカードは、長年のテストで互換性の検証と耐久性の検証が完了して当社製品に最適化されているSDカードであるため、ジーネットシステム正品SDカードをお勧めします。

メモリカードの容量に応じた録画可能時間は下記の通りです。

（30 fps基準/録画可能時間は状況によって異なることがあります）

JDRファイルは当社独自のファイルシステムで一般的なビデオプレーヤーと互換性がありません。

したがってJDRファイルは当社が提供するPCビューアで確認できます。このPCビューアはドライブレコーダー本体SDカードの中にViewer.exeファイルがあって、もし確認されない場合[ホームページ - >お客様センター - >ダウンロード]メニューからダウンロードすることもできます。

なぜ一般的なAVI形式を使わず、あえてJDR形式を使用するかというと他社製品のドライブレコーダーのようにAVIファイルに画像データを変換してSDカードに保存するにはドライブレコーダーの内部メモリからその映像データを変換するプロセスが必要です。

この時、強い衝撃や電源遮断、過電流などの状況が発生した場合ドライブレコーダーの内部メモリで変換するプロセスで映像を失われ事故前、後の映像が消える現象が起きることがあります。

また、AVIファイルに変換して保存する場合、映像データの状況に応じてファイル容量の差が発生し、そのためSDカード中のすべてのセクターを活用し、最大限の映像を保存すべきですが、いくつかの使用されていないセクターが必然的に発生してしまいます。

SDカードは基本的に 読み取り・書き込み制限で内部メモリのいずれかのセクターに該当制限に達すると他のすべてのセクターも使用不可能になります。

分かりやすく説明すると1〜100までのセクターが存在すると仮定して、AVIファイルにて変換された映像のサイズはそれぞれなので、使用できないセクターと、継続使用できるセクターに分類されます。

もし10,000回読み取り・書き込みが可能であると仮定すると、78回のセクターは5000回使用、89回のセクターは10,000回使用した場合89回1つのセクターがすでに寿命を尽くしたので、SDカードの他のすべてのセクターも使用不可能になります。

しかし、JDRファイルと保存した場合、録画ファイルを事前に割り当てて、その割り当て区域に順番を決め映像データを記録させます。78回のセクターが5,000回使用した場合、89回のセクターも5,000回使用するように設計しています。

つまり、SDカード中のすべてのセクターを均等に使用できて、SDカード寿命も良くなります。

このようなJDR映像録画方式は当社PCビューアでのみ確認可能です。

※録画した映像は、PCビューアを使ってAVI形式に変換できます。

ドライブレコーダーを車のバッテリーに連結する方法は二つあります。

①常時電源連結方法

 ドライブレコーダーを常時電源方法で連結する場合、走行モード、駐車モード両方とも車のバッテリーから電源供給を受けて録画がします。この場合、エンジンが止まっている駐車モード状態で車のバッテリーから電源が供給されて放電の恐れがあります。

これに備え当社はLBP（Low Battery Power）という低電力放電防止機能を搭載しました。LBP機能というのは接続された車のバッテリー電圧を測定し、バッテリー電圧が放電レベルまで下がると自動的にドライブレコーダー電源を遮断し車が必要な最小限の電力を保ちます。

  バッテリーは車がエンジンをかけて運転し始めジェネレーターの動作で発電と充電する方式です。しかし、短い間運行した後、長期間車を駐車した場合、バッテリーの充電率が十分できないため、LBPによるドライブレコーダーの電源遮断状態に頻繁に発生し、さらにバッテリーの自然放電によってLBPが動作しても、バッテリーが放電され、始動がかからない可能性がています。

   このような場合、車用ドライブレコーダー補助バッテリーをお勧めします。

②ACC連結方法

いわゆる車両用シガーソケットを使った連結方法(ACC連結)で車のエンジンがかかっている状態でドライブレコーダーは録画を行います。駐車中にはエンジンが止まっているため録画を行いません。逆にいうとバッテリーの放電リスクは大いに低いです。

ドライブレコーダー本体でSDカードフォーマットした後ドライブレコーダー本体にあるSDカードの中に自動的にPCビューアをインストールして保存します。

ドライブレコーダーのファームウェア(FW)は、3つの方法で更新することができます。

①PCビューア（Viewer）アップデート

   ドライブレコーダー本体にあるSDカード基本PCビューアファイルをインストールして実行させてください。

   PCビューア設定メニューに入った後[バージョン]タブに移動して[最新バージョン確認]ボタンを選択するとアップデートすることができます。

②スマートフォンでファームウェア(FW)アップデート

   もしドライブレコーダー専用Wi-Fi Dongleを装着し、スマートフォンと連動して使用中であれば、GNETアプリを使ってファームウェア(FW)アップデートすることができます。

   Gnetアプリを実行してドライブレコーダーと接続する。新規ファームウェアの更新通知を受け取ることができ、その指示に従ってファームウェア(FW)アップデートの行うことになります。

※スマートフォンを使ってファームウェア(FW)アップデートはドライブレコーダーと更新ファイル間のバージョン差が大きい場合、更新が失敗することがあります。スマートフォンデータ送受信状況に応じて、ファームウェア(FW)のエラーが発生してドライブレコーダー異常が発生する可能があります。PCビューアまたは手動更新方法で再アップデートが必要です。

③手動ファームウェアアップデート

 手動アップデートファイルを受け取った場合受信した手動アップデートファイル（例えば******。arm形式）をドライブレコーダーから取り出してSDカードをPCで開き「Update」フォルダの中にコピーします。またドライブレコーダー本体に入れてください。電源オンすると自動的に完了します。

ドライブレコーダーが最初動作時ドライブレコーダー本体にあるSDカードの中に自動的にPCビューアをインストールして保存します。

SDカードをドライブレコーダー本体から取り出してパソコンで開くと、SDカードの中に[Viewer.exe]ファイルを確認できます。

ジーネットシステムWi-Fiパスワードは基本パスワードを使用します。

 [qwertyuiop]（小文字）

 ※英文字キーボードで順番に入力してください。

スマートフォンの設定に応じて、インターネットの信号が弱く接続が切れる現象が発生するスマートフォンがあります。

これは、製品やスマートフォンアプリの問題ではないので、以下の解決方法を参照してください。

1）[ネットワーク - > Wi-Fi - > Wi-Fi詳細設定]メニューに「Wi-Fiの信号弱い」の部分にチェックがされているアプリの使用時に接続が切断されることがあります。チェックした部分がある場合無効にしてください。

2）Androidのバージョン6.0以上のスマートフォンは、「位置情報（GPS、位置）」を活性化させた後、アプリを使用してください。

※[Wi-Fi詳細設定]の部分が通信会社、メーカー、モデルによって異なります。該当機種に合わせて設定してください。

※まれにスマートフォン自体のメモリが不足してジーネットシステムアプリ接続が切断される現象があります。上記の項目を完了しても接続が円滑でないときは、スマートフォンのメモリ整理後に接続してみてください。

※Wi-Fi接続確認方法

1.実行中すべてのアプリケーションを終了する。

2.スマートフォンのWi-Fi設定メニューに移動し、ドライブレコーダーのSSIDがあることを確認し、接続を試みる（接続パスワード：q w e r t y u i o p）。

3.ドライブレコーダーのWi-Fiアイコンが見えない場合ドライブレコーダーを再起動する（ドライブレコーダーの電源線を分離して再結合し、Wi-Fiドングルを再結合して駆動）。

4.ドライブレコーダーのWi-Fiと接続してから5分間接続が維持できるかどうか確認する。

5.接続が維持できなかった場合、Wi-Fi接続設定状態を確認し、別途Wi-Fi管理アプリの使用時該当アプリを確認する。

※Wi-Fi設定で確認事項

 - 不良ネットワーク防止

 - 異常AP接続解除

 - インターネットサービス確認

 - 信号の弱いWi-Fi切断

 - ネットワーク自動切り替え

 - インターネット連結不可時接続解除